千鳥ヶ淵研究室

第219回◆児童の労働時間について◆

人事を担当している者です。
とある番組で世界の児童労働の現状が取り上げられており、
その悲惨さに騒然となりました。
そこで気になることがあります。
我が国では大まかに、どのように児童労働は規制されているのでしょうか?


日本では、児童について使用禁止が原則です。
例外的に許可を受けて使用する場合でも、次のように労働時間および深夜業
については、通常よりも厳しい規制を受けることになります。
(1)児童の労働時間
修学時間を通算して、1日について7時間、1週間について40時間。

(2)児童の深夜業
①原則は、午後8時から午前5時まで使用禁止。
②例外として、厚生労働大臣が認める場合に、当分の間、
演劇の事業に使用される演劇子役に従事するときの深夜時間帯は、
午後9時から午前6時までとなります。

※「児童」とは、満15歳に到達する年度末までの者をいいます。
満18歳未満の「年少者」よりもよりもさらに厳格で特別な保護を受けます。

※本文章は、2020年8月に寄稿しています。


労務相談をもっと身近に、もっとリーズナブルに!

ネットで労務顧問サービス

https://www.kobayashiroumu.jp/service/netdekomon

労務管理に関するトータル的なリーガルサービスをご提供!

労務顧問サービス

https://www.kobayashiroumu.jp/service/personnel-and-labor

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP