第35回◆労働基準法が改正される? 6◆
人事担当者です。とある紙面で、労働基準法の改正が国会で議論されているとの話を読みました。
具体的な改正内容を教えて下さい。
さて、前5回で「長時間労働抑制策・年次有給休暇取得促進策等」に関する改正案を中心に説明いたしました。
第6回目の今回からは、「多様で柔軟な働き方の実現」に関する改正案をみることにしましょう。
2.多様で柔軟な働き方の実現
(1) フレックスタイム制の見直し
【概要】
フレックスタイム制の「清算期間」の上限を1か月から3か月に延長されます。
これに伴い、1ヶ月を超える清算期間を設けたフレックスタイム制の労使協定は、労働基準監督署への届け出必要になりますので、注意が必要です。
なお、この他にも、清算期間の延長に伴い、中途採用者や退職者の賃金清算に関する事項、曜日めぐりによる法定労働時間の総枠を超えうる課題の解消について、改正案が提案されています。
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