Q.人事担当者です。
来年より労働者死傷病報告の電子申請が義務付けられると聞いています。弊社では毎回紙の報告書を輸送する形で対応していたので要領がよく分からず、簡潔に教えてほしいです。
A.令和7年(2025年)1月1日以降受付分より、労働者が労働災害によって死亡もしくは休業をした際に労働基準監督署に提出が必要となる労働者死傷病報告書について、電子申請による申請が義務付けられます。そのため、今まで窓口や郵送で提出をしていた事業所は新たな対応が求められます。
実際に報告書を提出をする際は、労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援サービス(以下「帳票入力支援サービス」といいます。)を利用します。
帳票入力支援サービスはe-Govに連携して電子申請を行うシステムとなっておりますので、事前にe-GovアカウントまたはGビズIDの取得をする必要があります。
ログイン後は該当の手続きを選択して申請情報を入力していく流れとなります。
また、電子申請の義務化に伴い、報告書に記載する項目の一部がプルダウン選択やコード入力に変更がされ分類の斉一が図りやすくなっているようなので、実際に報告書の作成を行う際は合わせて確認をするとよいでしょう。
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