新型コロナウイルス感染症の影響により、従来の常識や価値観は大きく変化しています。
ソーシャルディスタンスという言葉が使われ、感染リスクを避けるため時差出勤をしたり、在宅勤務をし、オンラインで打ち合わせを行ったり、働き方に関しても確実に変わってきています。
こうした転換期に、実際に各企業が新型コロナウイルスでの労務管理をどのように対応していくのか、人事・労務のプロである社会保険労務士として、客観的な事実をもとに現状を把握することにしました。
そして、小林労務では「コロナ禍の労務管理に関する報告書」として、職員に各節を担当してもらい、社会保険労務士の見地から、様々な角度でコロナ禍での労務管理について論じていくことにしました。
本報告書が、人事・総務担当者をはじめ、関係者各位にとって、今後の労務管理の参考となれば幸いです。
令和2年9月
千鳥ヶ淵研究室 研究室統括責任者 小林 幸雄