人事担当者です。
就業規則を作成しようと思いますが、作成上のルールはありますか。
就業規則を作成する際には、どのようなことを規定するか、法定されています。
その中で、必ず記載しなければならない事項である絶対的必要記載事項と会社の任意で記載する事項である相対的必要記載事項があります。
以下、その代表的な事項についてまとめております。
絶対的必要記載事項
・勤務形態
・労働時間
・労働賃金
・休日・休暇制度
・退職手続き
・解雇条件
相対的必要記載事項
・退職金制度
・賞与・一時金制度
・安全衛生
・懲戒事由について
・災害補償
・職業訓練
上述のように退職金や賞与は相対的必要記載事項ですので、会社で制度や規定がなくても違法ではありません。
また2022年4月からハラスメントの雇用管理上の措置義務が中小事業主は義務化となりますので、
会社側はハラスメント規定を就業規則に規定しておくことが望まれます。
※本文章は2021年12月に寄稿したものです。
労務相談をもっと身近に、もっとリーズナブルに!
ネットで労務顧問サービス
https://www.kobayashiroumu.jp/service/netdekomon
労務管理に関するトータル的なリーガルサービスをご提供!
労務顧問サービス