第4回◆休職制度ってどんなもの?◆
企業の人事担当者です。
当社で休職制度の導入を検討しています。導入にあたって労働基準法を読んでみたところ、どこにも休職制度について記載されていませんでした。休職制度とはそもそもどういった法律に由来する制度のことを言うのでしょうか。
休職制度とは、就労させることが不適当な事由が生じた場合、従業員の地位を維持したまま一定の期間就労させることを停止させる制度のことをいい、労働基準法などの法令に基づく制度ではありません。そのため、休職制度の有無や制度の中身については、企業ごとの判断で決定されます。休職制度自体は、主に就業規則などに定められることが多く、その定めに従い、運用されるのが一般的といえます。
【休職制度の主な内容】
①適用範囲
・正社員やアルバイトといった雇用区分
・勤続年数 など
②休職の発令要件
・私傷病による欠勤が連続して○日以上 (傷病休職)
・在籍出向 (出向休職)
・労働組合の役員に専念する (組合専従休職)など
③休職期間
④休職中の賃金の取扱
⑤復職時の取扱 など
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