ワールドカップ

どうも、ノナカです。

いよいよ、決勝を残すのみとなりました。(3位決定戦もありますが)

決勝のカードはオランダ対スペインという、世界でも素晴らしいサッカーをする2チームの対戦ということで、日曜の夜(月曜の早朝)が楽しみです。

さて、この2チームですが、バックグランドを少しお話したいと思います。
元々サッカーは11人を攻めと守りのポジションに分け、攻めている時間は、DFは休み、守っている時間は、FWが休む。というような明確な役割分担をし、自分のポジションから大きく動くことはありませんでした。

そんな古いサッカーを変えたのがオランダ代表のトータルフットボール(全員が流動的に動き、全員守備全員攻撃を行う)であり、その中心に居たのがヨハン・クライフ。そんなオランダ代表の一時代を築いたヨハン・クライフは、スペインのクラブチームであるFCバルセロナの監督となり、オランダサッカーの哲学を取り入れ、ドリームチームと称されるチームを作り上げました。

そして、時代が流れ、クラブチームのカテゴリーでは、注目集めるスペインという国ですが、スペイン代表としてワールドカップなどの大きな大会では、なかなか結果が残せずにいました。しかし、前回のユーロ以降、多くのバルセロナの選手を代表の中心に据え、バルセロナの哲学を取り入れ、ユーロ優勝とワールドカップ決勝進出を成し遂げました。

また、オランダは、ユーロのグループリーグで圧勝し、大きな期待を背負ったはずが、決勝トーナメントにてロシアに敗れたことを受け、現代表監督のファンマルバイク監督はバルセロナのサッカーの哲学を取り入れ、ワールドカップ決勝に進出したと言われています。

そんなルーツがある2チームの決勝。どちらが勝っても初優勝になります。オランダの中心選手はまだ若いから今回はスペインに、という思いを抱きながら、試合を観たいと思います。