タカヤマです。
先日の話の続きです。
久しぶりに昔お世話になっていたお店を訪れました。ディズニーランドのウエスタン風な内装はいつ見てもやはり楽しさを感じさせてくれ、料理は相変わらず美味しかったです。
集まった方たちはかなり前に働いていた大先輩方が大半でほとんど面識のない方ばかりでしたが、お店が似た者を惹きつけるのでしょうか、どことなくみなさんに『明るい』という共通点があるような気がしました。
もうじき壊されてしまうのだなと感慨深くなり、働いていた頃を思い出しながら(ここで転んだな、ここからお客様のテーブル全体を見渡して仕事していたな、ここに倖田来未さんや木村拓哉さんが来店して座っていたな等)写真をパシャパシャ撮ってきました。
当時、少しだけ一緒に働いていた店長も来ていたので、店長としみじみ店内外を見渡していました。
『ここに集まってきたヤツ、変なヤツばっかだったな。それもいい思い出だ』と店長。
確かに風変わりな方が多かったような気もしますが、それもまたこの店がなければ存在しなかった出会いであり、代わることのできない繋がりを生んでくれたのだと思います。
私一人だけお店の閉店時間まで滞在させてもらい、カウンターで飲みながら、ここの『縁』というものを噛み締めていました。
ふとお店の端に目をやるとフリーペーパーでお店に置いてあるJapan Times。
途端に当時の自分の想いが甦り、何とも言えない感情に包まれ、思い出の品としてJapan Timesをそっとポケットにしまいこみ、お店を後にしました。
余談ですが。
今だから言える実話で、お店はそこそこのゴーストスポットなのですね。
写真をパシャパシャ撮ったはいいものの、再生して見直すのが若干躊躇われます・・・。