第361回 労務管理の歴史 はじめに

今まで千鳥ヶ淵研究室では、コロナ禍における労務管理と題して、
様々なテーマに沿って投稿してきましたが、
今後は、労務管理の歴史として労働保険・社会保険諸法令に基づく
法令等を深掘りしていきます。

まずは、労務管理の歴史をテーマとした背景を記したので「はじめに」をご覧ください。

第360回◆育児休業中の賞与支給◆

第360回◆育児休業中の賞与支給◆

人事担当者です。育児休業中の社員に賞与を支給することになりました。社会保険料の免除期間中であれば賞与支払届の提出は不要になりますか?


産前産後休業・育児休業期間中で所定の要件を満たせば、賞与に対する社会保険料が免除されます。
しかし、社会保険料が免除される場合であったとしても、賞与支払届による手続きは必要です。
これは産休中育休中であっても保険料については納付したとみなされるからであり、年金額に反映されるという仕組みとなります。

※本文章は2023年6月に寄稿しています。


労務管理に関するトータル的なリーガルサービスをご提供!

労務顧問サービス
https://www.kobayashiroumu.jp/service/personnel-and-labor

第358回◆公共交通機関の値上げによる随時改定◆

◆公共交通機関の値上げによる随時改定◆

人事担当者です。
弊社では公共交通機関を利用する社員の交通費について、毎月定期代を支給しております。
今月、ある電車通勤の社員より、現在利用している乗車区間の運賃の値上げがあったと報告がありました。この場合、通勤区間や経路が変わっていませんが、随時改定の対象となるのでしょうか。また、その場合、随時改定のどの要件に当てはまるのでしょうか。

“第358回◆公共交通機関の値上げによる随時改定◆” の続きを読む