第362回◆時間単位の年次有給休暇について◆

◆時間単位の年次有給休暇について◆

人事担当者です。
従業員から、「友人の会社では時間単位で有給を取ることを認めている
ようなのですが、うちもできるのですか?」と質問を受けました。
年次有給休暇を時間単位で取得できる制度があることは知っていましたが、
詳しいところはあいまいです。
具体的な運用上の注意点について教えてください。

“第362回◆時間単位の年次有給休暇について◆” の続きを読む

第361回 労務管理の歴史 はじめに

今まで千鳥ヶ淵研究室では、コロナ禍における労務管理と題して、
様々なテーマに沿って投稿してきましたが、
今後は、労務管理の歴史として労働保険・社会保険諸法令に基づく
法令等を深掘りしていきます。

まずは、労務管理の歴史をテーマとした背景を記したので「はじめに」をご覧ください。

第360回◆育児休業中の賞与支給◆

第360回◆育児休業中の賞与支給◆

人事担当者です。育児休業中の社員に賞与を支給することになりました。社会保険料の免除期間中であれば賞与支払届の提出は不要になりますか?


産前産後休業・育児休業期間中で所定の要件を満たせば、賞与に対する社会保険料が免除されます。
しかし、社会保険料が免除される場合であったとしても、賞与支払届による手続きは必要です。
これは産休中育休中であっても保険料については納付したとみなされるからであり、年金額に反映されるという仕組みとなります。

※本文章は2023年6月に寄稿しています。


労務管理に関するトータル的なリーガルサービスをご提供!

労務顧問サービス
https://www.kobayashiroumu.jp/service/personnel-and-labor

第358回◆公共交通機関の値上げによる随時改定◆

◆公共交通機関の値上げによる随時改定◆

人事担当者です。
弊社では公共交通機関を利用する社員の交通費について、毎月定期代を支給しております。
今月、ある電車通勤の社員より、現在利用している乗車区間の運賃の値上げがあったと報告がありました。この場合、通勤区間や経路が変わっていませんが、随時改定の対象となるのでしょうか。また、その場合、随時改定のどの要件に当てはまるのでしょうか。

“第358回◆公共交通機関の値上げによる随時改定◆” の続きを読む

第356回◆賞与支払届について◆

第356回◆賞与支払届について◆

人事担当者です。
当社では例年ボーナスを支給していませんが、
昨年度の業績を鑑みて今年は支給を考えています。
賞与支払届について調べているのですが、
今年は賞与支払届の提出が必要で、
来年以降支給をしない場合には、不支給報告書の提出が必要でしょうか?
また、今まで不支給報告書は提出していませんでしたが問題ないでしょうか?

“第356回◆賞与支払届について◆” の続きを読む

第355回◆就業規則の周知◆

第355回◆就業規則の周知◆

人事を担当しています。この度、当社では就業規則を一部改定しました。しかし、改定後の就業規則が社長室に置いたままになっており、従業員が閲覧できない状態になっています。この場合、従業員に対して改定後の就業規則を適用することができるのでしょうか。

“第355回◆就業規則の周知◆” の続きを読む

第354回◆育児休業から復職後の年次有給休暇について◆

◆育児休業から復職後の年次有給休暇について◆

人事担当者です。
年度の途中に育児休業から復職した従業員についても、年5日の年次有給休暇を確実に取得させる必要があるのでしょうか。


労働基準法では、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して、年次有給休暇の日数のうち年5日については、使用者が時季を指定して取得させることが義務付けられています。
そのため年度の途中に育児休業から復帰した従業員についても、年5日の年次有給休暇を確実に取得していただく必要があります。
ただし、残りの期間における労働日が、使用者が時季指定すべき年次有給休暇の残日数より少なく、5日の年次有給休暇を取得させることが不可能な場合には、その限りではありません。

年5日の年次有給休暇の確実な取得 わかりやすい解説
https://hatarakikatakaikaku.mhlw.go.jp/assets/img/salaried/000463186.pdf

※本文章は2023年5月に寄稿しています。


労務管理に関するトータル的なリーガルサービスをご提供!
労務顧問サービス
https://www.kobayashiroumu.jp/service/personnel-and-labor